プラセンタ療法にも使われるプラセンタの薬理作用とは?

プラセンタの薬理作用は20種類もあり、プラセンタの持っている有効成分を摂取することによって、この薬理作用が相乗的に働くことによって体の中で幅広くさまざまな変化が起こり、美容や健康に対しての症状の改善が期待できます。

 

そして、このプラセンタの20種類の薬理作用や豊富な有効成分の相乗効果によって、医療機関などでは肝機能障害・更年期障害・乳汁分泌不全の治療にプラセンタ療法が用いられています。

 

20種類のプラセンタの薬理作用

■基礎代謝の向上
体を動かしていないときにも生命活動として動いている呼吸や心臓の動きや、眠っていても消費されるエネルギーを基礎代謝といい、1日の消費エネルギーの70%を占めています。
この基礎代謝を向上させることによって、低下してしまった消費エネルギーが増えて、ダイエットも効率的にできるようになります。

 

■細胞の新陳代謝の促進
古い細胞から新しい細胞に入れ替わるために、細胞を分裂させたり増殖させたりすることを細胞の新陳代謝といい、この新陳代謝は年齢とともに入れ替わりが遅くなっていきます。
老化の原因である細胞の新陳代謝の遅れが関係しています。

 

■呼吸の促進
呼吸は普段意識をせずにしていますが、酸素を体の内に取り入れ二酸化炭素を体の外へ排出するという役割を持っています。
酸素を体に取り入れることでエネルギーを作ることができるので、呼吸がきちんとできることで体の組織や細胞の働きがよくなります。

 

■血行の促進
血行の悪さが改善されることによって、体のすみずみに栄養が届き美容や健康の面でのさまざまな症状の改善が期待できます。
血液は体に必要な物質を体中に運んで、老廃物をうまく排出できるようにするのですが、血行が悪くなるとこの流れがうまくいかなくなって体に様々な症状が出てしまいます。

 

■造血
造血組織である造血幹細胞を分裂や増殖をさせることで、赤血球・白血球・血小板などの血球を生み出して血液を作ります。
血球の不足は血液の役割をうまく果たすことができなくなってしまうため、血球の量を正しく保たせるためにも、新しく作り続ける必要があります。

 

■疲労の回復
疲労には体のエネルギー不足・ストレス・疲労物質の蓄積など、肉体的なものや精神的なものなど原因は1つではありません。
プラセンタに含まれる豊富な栄養素の働きによって細胞が元気になり、肉体的・精神的疲労の回復が期待できます。

 

■血圧の調整
高血圧や低血圧などの血圧の異常は、身体にさまざまな症状を起こしてしまい、特に高血圧は心臓・腎臓・脳などの重大な症状を引き起こしてしまう可能性があります。
プラセンタには、高血圧も低血圧も正常値に調整する作用があるため、血圧を普段から正常値にしておくためのサポートをしてくれます。

 

■自律神経の調整
自分の意志とは関係ない部分である心臓や筋肉、ホルモンの分泌などを制御している自律神経には、交感神経と副交感神経の2つがあり、このバランスが崩れてしまうと、体のさまざまなところに症状が出てしまいます。
プラセンタはバランスが崩れてしまった自律神経を正常に調整してくれます。

 

■ホルモン内分泌の調整
感情や体が常に一定で変わりがない状態であることを保つため、体のさまざまな機能などをコントロールするために分泌されるのがホルモンです。
ホルモンの分泌が足りなくなりバランスが崩れたときに現れる、月経異常や更年期障害などの症状を、ホルモンバランスを調整して、ホルモンの分泌を促すことで症状の緩和が期待できます。

 

■免疫の強化
ウィルスなどの体の外部から侵入してくる外敵からの攻撃から、体を守るために抵抗する力が免疫力です。
免疫力を強化することで外敵から身を守り病気にかかりにくくします。

 

■活性酸素の除去
過剰に発生してしまった活性酸素は、正常な細胞をサビつかせてしまうため、病気や老化現象の原因になってしまいます。
プラセンタの活性酸素を除去する作用によって、丈夫で若々しい体を保つために必要な病気の予防と、老化の予防をしてくれます。

 

■抗突然変異
DNAの異常などによって体細胞で細胞分裂をするときに、突然変異によって間違った遺伝情報を持つ細胞が増殖してしまうと癌になってしまい、生殖細胞で突然変異が起こると、遺伝病になってしまいます。
このようなDNAの異常の突然変異を抑制する効果が、プラセンタの薬理作用にはあります。

 

■創傷の回復の促進
肌に傷ができてしまったときに、出血してから止血、炎症、皮膚の細胞が増殖して、表皮まで形成されるまでの工程が、プラセンタの肌組織を再生を促進させる作用によって、早期に傷を回復させます。

 

■抗炎症
炎症は本来は体を守るためのに起こる反応ですが、炎症が長く続いてしまうとこの炎症が原因で起こってしまう症状があります。
プラセンタは過剰になってしまう炎症を抑えて調整する作用を持っています。

 

■抗アレルギー
花粉やハウスダストなどの外部から侵入してくる異物、アレルゲンに過剰に免疫機能が反応してしまうことで起こる症状をアレルギーと言います。
プラセンタは、免疫機能が過剰に反応しないように抑えて調整する作用を持っています。

 

■体質改善
アレルギー体質や、病気にかかりやすかったりなど、体に起こっているさまざまな症状に対して、プラセンタの細胞の再生力が作用することで、人によって違っている体質の改善が期待できます。

 

■強肝、解毒
解毒作用を持つ肝臓は自覚症状が出たときにはかなり重い症状になっています。
肝機能障害の治療に医療機関でも用いられているプラセンタの肝細胞増殖因子によって、幹細胞の再生や修復を促すことで、肝臓の機能を正常に保とうとする働きをします。

 

■妊婦の乳汁分泌の促進
出産後にストレスや女性ホルモンの異常によって、乳汁の分泌が良くない状態になることがあります。
プラセンタが持っている、ホルモンバランスを調整する作用や精神を安定させる作用などによって、乳汁の分泌が促されます。

 

■食欲の増進
プラセンタのさまざまな効果によって体が元気になってきて、体の機能が正常化されてくると、消費エネルギーが増えてくるため、それと同時に食欲も増進します。

 

■精神の安定
精神が不安定になると感情の起伏が激しくなり、ずっと落ち込んだままだったり、イライラが収まらなかったりなど、ひどくなると長期化したり、日常生活にも支障をきたすことがあります。
プラセンタのホルモンバランスや自律神経のバランスの乱れを調整する作用によって、精神を安定させることが期待できます。

 

 

このように、プラセンタには20もの薬理作用があり、この中で肝機能障害・更年期障害・乳汁分泌不全に対しての、医療機関でのプラセンタ療法には、健康保険が適用されます。

 

しかし、これ以外の美容や健康に対しての症状の改善に、医療機関でのプラセンタ療法を受けることができますが、健康保険が適用外になってしまうため、実費での診療となってしまいます。